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虐待サバイバーななのにっき2

ことばよりはやく

今朝はおきたのが11時前だった!

 

これは朝といえる?

 

 

 

それからゲームしてたらまさくんおきてきた。いろいろはなした。

 

お互い努力はしてるんだよ、それがすれちがうこともあるよ、ずっとおたがいがばらばらの方をむいてるときだって、あったっていいよね。。

 

今日はのんびり地元ですごしたよ。

ちかくのショッピングモールいって、みんなのクリスマスプレゼント選んで。

 

ななは、いまはこういうすごしかたしたいな。。

 

まさくんの要望にもこたえて、自転車ですこしいったところのハンバーグ屋さんでおそめのおひるをたべたり。

 

歩み寄るのも、だいじ。

まぁ、それすら余裕がないってときも、おおいんだけどね。。

 

 

 

 

 

ななは、ネガティブな感情のつたえかたがわからない。

関心をもってもらえなかったし、愛情もかんじられなかったし、そもそもそういう前提のもとの質問とかをされたこともなかったから、自然と、ななも人に対して質問することがにがてになってしまった。

 

まさくんは、ポジティブな感情の表現が苦手なの。

相手に伝えたらよろこぶのに、なんか不器用なところがあって、そんな表現したら逆の意味になるよ、みたいなことをわりという。

 

そういうふたりだから、まさくんはポジティブよりはネガティブな方が素直に話しやすいから弱ると愚痴っぽくなるし、ななはネガティブになるとネガティブな話きける余裕がないからつらいし、、ってなっちゃうんだろうな。。

 

それに、ポジティブでいられてるときも、まさくんからのポジティブな反応がなにもないから、ななががんばって笑顔でいたり、無理して合わせたりしてるのが、意味なかったじゃん、ってななの中ですぐなってしまうんだよね。。もちろんほんとうにポジティブでいられてるときはそれでも気にならないけど、余裕がないと、感謝されない、そういえばあのときもありがとういわれなかった、そういえばあれしたのにこれしてくれなかった…、、、てなるよ。

 

ななが、すごくかなしみの中にいるときでも(まぁいまがちがうみたいなニュアンスだけどいますごくかなしいですが)、がんばって笑顔でいたり、たのしいことをしたいと原宿でかけたりしてるのを、まるっきり「元気だから」だとおもってたってのは、もう仰天の一言だったな。。

 

ひとの言葉だけにとらわれすぎだよ、まさくんは。

ことばでだいじょうぶだよっていえたら、それはだいじょうぶだってしんじすぎ。

 

おでかけできるなら、元気なんだなんて、げんきない人に失礼。

がんばって、人混みうぜぇ!ってなりながら、くよくよしててもしかたないから、たのしもうと努力してるのに。

 

なながいまどんなきもちで、あんなことがあって、それでこうしてるかわかる?って問いに、なにそれわかんないし含みもたせるねぇ、って。

 

はぁ?

 

友達がなくなったことだよ、といったら、

 

「あー…」

 

 

みたいな反応。。。。

 

まぁ、まさくんほんとにともだちいないからな。。人がなくなるってのも、まだ身近な人だとおばあちゃんくらいで、施設に長い間はいっててそれでおだやかになくなってるから実感ないんだろうし。しかたないけどね。

 

想像くらいはしてほしいっておもうよ。そこはさ、いわなくても、ふくみもたせなくても、事実として、すぐわすれるはずないじゃん!ってことをね、ふつうに。

 

ことばにしないと伝わらないのはわかるよ。

 

でもさ、事実としてあったことを、そんな数ヶ月たって乗り越えました、おれわたしつよくなった、はいおわり!みたいなのは漫画とかドラマだけにしてほしいわ、ほんと。

 

何年かかるとおもってるわけ?

 

愛弥ちゃんのことでも十数年かかってて、まだいたむのに。

やっとここまできて、それでこんなことになって。

 

それにうちは、おじさんがななが中2のとき自殺、父方のおばあちゃん(同居)が認知症ではちゃめちゃな中で思春期すごして、おばあちゃん亡くなったあと母方のおばあちゃんが変死扱いになって警察くるくらい。もちろんこの件は普通に布団の中で病死したってだけなんだけど、未婚で実家でいっしょにすんでるはずのおじさんが家を一週間以上空けてたことになるから、不自然だってことになったらしくて。母親は鍵を父親に渡すよういわれて、無理やり呼び出したおじさんと先に中にはいって発見したらしくて、母親には部屋に来るなといったらしいけど…母親がみたかどうかはななはしらない。父親からななは状態はきいたけど、人によったらききたくないレベルだと思う。。夏だったからね。。

 

 

人がなくなって、穏やかにお葬式なんてしたことないや。母方の祖母については来るなといわれたというか、葬儀おわったぞ、とだけ父親からいわれただけ。父方のおじさんは自殺だから、おばあちゃんずっと泣いてて、そのときまだ認知症じゃなかったからつらそうだったし、、お前らが○○(おじさんの名前)殺したんや!ってずっとわめいてた。別に一緒に住むことになっても誰も文句なんかいわなかったのにね。むしろ父親は兄を受け入れて、立派なのに認められず、まして血が繋がった兄二人いるのに母親の面倒見てるの三男の自分、ってところも本人的にはがんばってただろうから、ずっと認めてくれずに挙げ句認知症になってわめくわさわぐわ徘徊するわじゃ、つらくあたるよね、っておもう。(ちなみに一番上の父親違いのおじさんは、乗ってる車も高いし、余裕ありそうなのにおばあちゃんの面倒みないから不思議におもってた。このへんも父親的にいろいろあるんだと推測)

 

そもそもななもちいさいころおばあちゃんにつらくあたられる毎日だったから、認知症になっても徹底的に、無視してた。正直余裕がなかった。

 

人の死は、そんなおだやかなものじゃないよ、たいてい。

 

まさくんはそういう経験なさすぎて、しかもなながことばにしないから、わからない、っていう。

 

いやね、普通に病死とかだったらさ、はなすよ。けど、自分で死をえらんだ人の死について、偉そうに語るほど、ななは立場的にも上じゃないし、そもそも対等なともだちなんだからさ、、、そこは、つらいだろうなって想像くらいはして。。

 

 

 

 

なんでこんなに説明しなきゃいけないの、つらいんだけど。

ふれたくないんだよ。

 

今日もこの話題だしたくなかった。

 

いわゆる、察してってやつですが。

うざいのは百も承知で、察して、っておもう。

 

 

そういうときが、あったっていいじゃん。

察してちゃんになったって、いいじゃん。

 

 

 

 

なにもかもをことばにしてたら、それこそ時間がたりないの。

 

 

 

 

あーあ、結局ななはネガティブなことしかここにかいてないや。。

まぁ、いいんだけど。。

 

 

 

うそみたいなキラキラより、ましだから。

 

 

まさくんのこと、すきだからいうんだよ。

たぶんななは、関心をなくしたら即刻冷めるから。どんな人間関係でもそうならないとは限らないな、っておもう。

 

 

実の親に適切な関心をもたれなかった人間のつめたさは、ある意味、ほんとうに極寒だとおもうよ。

 

母親にはななちゃんがかんがえてることぜんっぜんわからない!といわれたからね。

 

そりゃわからないでしょうね。。

 

わかる努力する前に、そもそも関心をもってなかったよね。思春期むかえたななの考えなんてわかんないでしょうね。。どうでもいいことだけ父親といっしょになって過干渉。

 

ほんとうに、つらいよ。

 

親なんかどうだっていいけどさ、まさくんには、わかってもらいたいんだよ。

希望を捨てたくないんだよ。。。

 

 

 

 

ことばより、想像して。

なながいってることも、してることも、ぜんぶからっぽなんだよ。それしてるからげんきとかたのしいとかじゃない。ごはん作るのも調子がいいからじゃない。すこしでもおたがいが楽でいられるなら、時間的な余裕がうまれるならとおもってがんばってる。それだけ。

 

なながげんきだよ、なんていってたら、そんなのうそだってわかるようにして。

 

 

 

ななは

 

 

かなしいんだよ。