政治とか、時事ネタとかってすごーーーくにがてなのですが、なんだかいろいろ他のかたのブログを読んでいると、とっても勉強になるし、影響をうけたりします、こんなわたしでも。
なので、ここ半年くらい?とか、考えてたこととか、つらつらかくことにしました。
まず、安倍さんの事件のこと。ななは、普通に安倍さんだいじょうぶなの?!まさかそのまま、なくなったりしないよね…?って心配してた。的中して亡くなった。奥さんどれだけ悲しいだろうと思うと不憫でならず、まさくんにらぃんで話したとき、安倍さん撃たれたらしい…ってはなしたら、いろいろ恨まれてるからね、って返ってきて思わず「さすがにひどいまさくん、一人の人間としてななは心配してる」と返して、まさくんも、そうだねななのいうとおりだよ、って返してくれた。
その後きになって、容疑者の素性などをまとめたものはいろいろみた。そのうちに、あれ、なんかおかしい…ってなってきた。今度は普通に容疑者のそれまでの家庭環境や、壊された家族、そしてあやしい教会のことがでてきて、容疑者もむしろ被害者だよね…?起こるべくしておこってない…?方法は間違ってるのかもしれないけれど、なんで安倍さんなのか、それもやはり党への恨みとなって、狙いやすい状況になってしまったときに、容疑者はこれならできるとおもって、犯行に及んでしまった。こんなの、誰も救われない。とても悲しくなった。けど、そのときななは、とても手に負えないし、自分にも余裕がなくて、一切の情報を遮断するに至った。ついったーもひらかない、一切のニュースもしらべないみないかかわらない。検索なんてもってのほか。そして、すぐ選挙の日が来た。
そしてななは、悩んでしまった。一人の人間に、一人の人間が殺された。そこには、ななが理解できないものがたくさんあるにせよ、なにもなければこんなこと起きてないことくらいはわかる。教会との関係をそのころ党は否定し続けたけど、どうせ選挙のためだろうくらいは分かったし、かといって実際どうなのかはわからない。でも、容疑者という一人の人間に恨まれてる党を、果たしてななは支持できるか?と、問いになったとき、こたえはノーだった。それがどんな理由にせよ、まったくの思い違いならこんなに計画的にならないって感じた。思い込みが激しい容疑者の過剰な執着ゆえの犯行みたいな取り沙汰され方が、どうみても不自然すぎた。
まさくんとさすがに話し合うことにした。それぞれで1時間、今回の選挙についてしらべて、どうするかそれぞれ理由とともに話をしよう、となったけど、こういうときやっぱりパソコンが便利なので、スマホでそれぞれが調べるのをやめて、まさくんがさくっとエクセルにはりつけて、フィルタで絞ってくれたので、政策の方針ごとにわけて、絞っていくことにした。そして残った党について、あとはそれぞれの気持ちで判断して投票して、あとでどこにしたか話そう、となった。
ななは、安倍さんの事件のことで、自民党には投票せず、綺麗事のようななにいってるのか具体的でないものも排除した。そして消去法で一番マシなところにした。
それしかななにはできなかったけど、それでも今回ばかりはほんとうにまずい、という危機感がふたりにはあった。
まさくんの投票については語りません。それはななのすることではないから。
もともと、ななは特別自民党がいいなんてこれっぽっちもおもったことなかった。でも、それぞれの党の主張、目指すこと、などのアピールが、とにかく自民党がだんとつ上手いかんじがした。そりゃ、これらが実現されるならば、自民党だよな、みたいな。でも、うまく書くことなんかいくらでもできる人たちの集まりだ。
ななは、信じない、という、姿勢に変えた。
たとえ実現不可能すぎない?みたいなことをいってても、うまく言うだけの人たちよりかはマシ、と思うことにした。あくまでただ、まし、ってだけでも、差はあるはず。すこしでも自民党から票が分散していけば、自民党に支配されることはないし、自民党も危機感をだして、もっと国民をみるようになると思った。そこはさすがに信じるしかない部分にはなったけど。。
結果はまぁ、結局自民党かぁ、ってかんじだったけど。なんでなんだろ、なんであんなかなしいことがおこって、なのにこのままでいい、ってみんなおもってるんだろう?そんなのじゃ、容疑者も安倍さんも報われないのに。
かんがえてもわかんなかった。いまもわかんない。。
亡くなって、安倍さんをどうこういうつもりもない。アベノマスクだって!とかいって笑ってられたのも、安倍さんが生きてたからで、亡くなったらそんなこといえるはずがない。ただ、祈るばかり。
でも、のこされたひとは、まだ生きてる。
だから、できることは、それぞれのペースでいいから、しなきゃね。。
いろいろ足りない頭で、わたしなりに考えたことを書きました。
ななは情報収集力なんて特別高くないけど、それでもなにか感じて、その感じ取ったことからは学べるはず。ななよりできる人だってたくさんいるはずだし、もっと影響力のある人なんてたーっくさんいる。
だから、なんでもいいから、できることをすこしかんがえて、アクションおこさないと、ほんとうにまずいとおもう。
いつ戦争で解決しようなんて物騒なことにもなりかねないとすこし思う。そして、一部の人達が、やけくそになってそれに賛同するだけの土壌は、もはや整ってるとさえかんじる。
ななが中学のときの修学旅行で、沖縄戦の勉強をして、みんなで戦争の経験者であるおばあちゃん、おじいちゃんに班に一人ずつついてもらってお話をきいたのは、なんだったの?片腕がなかったりするおじいちゃんや、目の前で兄弟が爆弾に頭からあたって燃えてるのをそのまま置いて逃げるしかなかったおばあちゃんは、涙ながらに語ってくれた。
平和の礎からみえる海へ、みんなで折った千羽鶴を投げて黙祷した。ななはその千羽鶴を折るときの指導役になった。折れない子ややる気のないこのぶんも、教えたりひたすら折って班の目標数を達成できた。
夏休みには修学旅行の準備として、ひとり一冊『ひめゆりの沖縄戦』という本がくばられて感想文を書く課題があった。登校日、前に座っている男子が、まだ書けてねーつか読んでねぇ!って話しかけてきて、ななはやる気ないなってあきれたけど、そのとき別にその子をなんともおもってなかったから、内容ちょっとだけ教えて!と頼まれたので、弟さんが目の前で亡くなったんだよ、そのあとひめゆりにいくことになった。とだけ伝えると、その子はその場で紙に書いた。弟が爆弾で死んだのがとても悲しかったです、っと!と言って、その子はそれを提出したらしい。
そのあとその子から、あいつ暗いしきもい、といわれはじめ、ロッカーの隣を避けられるようになり、またたくまにいじめがエスカレートするとは、あのときおもってもみなかった。
戦争はこわい。かなしい。なにもうみださない。
千羽鶴のお礼にと、後日おばあちゃんたちからさとうきびが届いた。クラス中がわきたった。意外にあまくない。やら、けっこう好き、とか、うえまず、、っていいながら、わいわいみんなたべた。ななはみしらぬものを口に入れるのがとてもこわいので、はじめすこしかじった。
なんだか、すこしあまくて、切ないあじだった。
おばあちゃんたち、ごめんなさい。
わたしたちは、まだできることがやまほどあって、それを見て見ぬふりで。
あんなにつらいことを、みらいをよくしよう、と、それだけを願い、伝えてくださった想い。
わたしたちには、まだできることがあるのに。。
わたしは、すくなくとも、生きてる間はあきらめません。
やっぱり、なんだかんだいっても、平和にいきられるのは、すごいことで、それはたくさんの沖縄の方たちの犠牲の上になりたっています。
それをわかりながら、なにもしないなんてことは、できない。
もっと、いまを、さらに、みらいを、よくしたいと願ってくれた、やさしいおじいちゃんおばあちゃんたち。
その願いは、かならず、とどいてます。
だから、わたしたちを、みすてないでくださいね、みまもっていてください。。
おねがいします。
とぎれとぎれに、ちまちま書いて、長くなりました。
もうおくすりをのんだのでねます。
あしたよ、みらいよ、まってろ!
ななは生きてるあいだはしぶといんだよ。
まさくんとはなして、明日はお兄さん夫婦の新築祝いにお米をもっていくことにした。
駅まではさすがにタクシーつかうことになったけど、ななも小さい方の箱をひとつ担当するので、がんばりまーす!力持ちまさくんはななの2倍以上!がんばってー!笑
いまはふたりだけでいると少し、つらくて、、けど、しらないひとがたくさんいるところへ行くのもつらくて、実家でゆっくりさせてもらうことになりました。ありがたいです。
と、とにかく、ねまぷ。
おやぷみなたいです。